はい。こんにちは。
マダオです。
皆さん、砂糖をどれだけ摂っていますか?
マダオは糖尿病と診断されて以来、出来る限り砂糖は摂らないようにしています。
なぜなら、ほんの数gで血糖値が爆上がりするから。
糖尿病となる前はどれくらい砂糖を摂っていたのか。
今となっては知るよしもありませんが、統計データがあるので、日本人一般の話として何となくは推計できます。
農林水産省の統計(令和元年度)によると日本人が1年で使用する砂糖は年間16.2kgに及びます。
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kanmi/r3_1/attach/pdf/siryou.pdf
そのうち、家庭用の割合はおよそ11%。
菓子類・清涼飲料・パンで55%。
上記項目だけで合計66%の砂糖が使用されます。
年間66%分といわれてもピンと来ないでしょうが、平均的な日本人は、家庭用・菓子類・清涼飲料・パンだけで年間10.6kgもの砂糖を摂っているのです。
今までの人生で毎年10㎏超の砂糖を食べていたと考えれば、糖尿病になってしまったのも何か納得できませんか?
逆に考えれば、このポイントで頑張れば、血糖値安定化に加えて、インスリン抵抗性も大幅に改善することでしょう。
上記項目のうち、市販の菓子類・清涼飲料・パンは必需品じゃないので、ご自身のライフスタイルに合わせてできる限り減らしてください、としか言いようがありません。
0kclを謳う人工甘味料入りの商品はやまほどあるんですが、以下の記事で書いたように腸内細菌叢を乱し、結果として糖尿病を悪化させる可能性があります。
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
一応、マダオの個人的な見解と対処法を書いておきます。
清涼飲料
マダオが信用しているのは、水、麦茶、ルイボスティーのみです。
たまにノンカフェインのブラックコーヒーは飲みます。
カフェイン・アルコールは血糖値を乱す疑いがあるので、摂取しません。
野菜ジュース、果物ジュース、乳酸菌飲料、スポーツドリンク、エナジードリンク、加糖コーヒーなどなど、口に含んで甘みを感じるものは全てNGです。
水に糖分を溶け込ませたものが一番激しく血糖値を上げます。
糖尿病を悪化させたくなかったら飲まないほうが無難です。
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パン
小麦と砂糖と脂のコンビネーション。
マダオ(糖尿病持ち)は死ぬ。
糖尿病の診断以来一口も食べてません。
清涼飲料とパン。どちらか口にしないと殺すと言われたら、パンを食べます。
菓子パンだったら・・・うーん。悩みますね。
さて、ある意味ここからが本題です。
家庭用
これが難関です。
家庭料理で砂糖を使わないというのは、相当な無理難題です。
料理のさしすせそ、などという言葉にあるように一番最初に必要な調味料として挙げられるくらいです。
ただ、現代科学は素晴らしく、お金で解決できます。(ゲス顔)
砂糖(kg単価200円前後。1g=4kcl)をステビア(㎏単価22,000円前後。但し、砂糖の200倍程度の甘味度があるため、同甘味度あたりの単価は110円前後と砂糖より安い。さらに1g=0kcl)に代えてしまえばいいのです。
スーパーにはパルスイート(kg単価2,700円前後)やラカントS(kg単価3,000円前後)などが売っていると思いますが、成分の大半は心臓発作・脳卒中のリスクを疑われているエリスリトールで、更に余計なものが添加されています。
その点、ステビアは、世界中で流通しているために安全性に対する試験も多く行われており、今のところベストな選択肢となっています。
弱点は2つです。
①甘さの他に苦味を感じる人もいる。
②1日あたりの摂取上限は1人234mgであること。
ただし、砂糖換算で46g~70g程度の分量であるため、普通の家庭料理に使う分にはまず上限突破はしないものと思われます。
まとめ
甘いものが欲しくなったらステビアでごまかせ!っていうのがマダオの基本方針となります。
なお、ステビアだけで誤魔化せないくらいお腹が減ったときに食べるものとして、マダオがオススメするのは煎り大豆です。
そのままかじれて、上品な甘味を感じます。
またGL値1というのも安心できる要素です。
最悪、料理に使っている砂糖をステビアに変えるだけでも、血糖値は相当安定化すると思います。
試してみる価値は十分あるんじゃないでしょうか。
当ブログの代表的な記事はこちら。
HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。
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なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。
個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。
参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。