はい。こんにちは。
マダオです。
今年のマダオの目標として、完全な寝たきりにならないために運動習慣を作る、というものがあります。
実際、糖尿病になるとフレイル(虚弱)、サルコペニア(筋力低下)になりやすいという話があり、原因はともあれ、本ブログの趣旨からも取り上げておかしくない話題です。
しかし、そもそもの話として、寝たきりになるということはどういうことでしょうか?
それは「自由に歩くだけの体力が無くなる」ことではないかと思います。
歩けなくなった結果、寝ていることしかできなくなるのではないでしょうか。
ですが、その「体力」とは何なのかがイマイチ分かりません。
筋力そのものではないのは確かですが、無関係とも言い切れない、みたいな・・・。
以前、空手をたしなむ知人に「体力とは何か」と聞いたところ、腕立て伏せを連続100回できることだ、と回答されましたが、何か違うような・・・?
Vol.40:スポーツの秋です!でもちょっと待って…体力って何でしょう? | 医療法人 澄心会 豊橋ハートセンター 様
あらためて調べてみたところ、体力の定義は色々あるようですが、低下の解決策は体を動かすこと、のみ。
しかも、健康寿命等の観点から、それが精神論ではなく、正しい方法であるということは間違いなさそうです。
つまり、件の空手家さんは方向性としては正しかった!ということになりますし、マダオの目標設定も間違っていないことになります。
となると、運動習慣として何をするべきか、なんですが、多くの専門家は、まず足の筋肉を強くすることを勧めると思います。
マダオとしてもそれを否定はしませんが、実はそれだけでは外を歩けるようになりません。(体験談)
家の中(完全に平らな床)をある程度歩ける体力があっても、上半身を支える体幹の筋力が落ちているので、いきなり道路(目に見えづらいレベルの起伏や傾斜がある路面)を歩こうとするとバランスが取れず転倒します。(体験談)
これは、車や電車に乗っても短時間で疲労することからも明らかです。動く車体の中で上半身のバランスをとる為にはかなりの筋力、体力が必要なのです。
また病院の待合室で座っているだけで体調悪化するのも、同じ理由によるものでしょう。
体幹の筋力に対する認識の差が、多くの事故を引き起こしているように思われるのですが、今回の主題ではないので、これ以上は止めておきましょう。
とにかく、フレイルになっている人は、足だけでなく体幹の筋力が衰えていることを認識する必要があります。
では、どうすれば体幹の筋力が付くかなんですが、筋力トレーニング的な方法論は向かない気がします。
あくまで日常生活に必要な筋力なので持久力が何より大事です。
なので、実際に外を歩くしかないと思います。
ただし、ウォーキングポールを使って。
ウォーキングポールは、足腰にかかる運動負荷を減らし、上半身のブレを支えてくれる優秀なアイテムです。
これさえあれば、壁に掴まらなくてもしっかり歩けます。
また、ポールを使うことにより、『通常のウォーキングより平均して約8~15%エネルギー消費量がアップ』すると言われており、健康な方のダイエットのお供にも最適です。
ポールウォーキングとは?〜2本の専用ポールを持つだけで誰でもすぐに始められる運動〜 | 総合ポールメーカー 株式会社シナノ 様
というわけでマダオは、年明けから住んでるマンションのエントランスまで行って帰る運動を始めました。往復10分弱で道路にも出てませんが、ウォーキングポールがあると歩行時の安定性が違います。姿勢を矯正してくれるおかげか、膝や肩、首なども快調です。
とはいえ、それで疲れなくなるかというとそんなことは全く無く、1日の3/4は動けなくなります。
状態だけ見ると却って悪化しているのが何とも・・・。
いつか改善するといいなあ。
当ブログの代表的な記事はこちら。
HbA1c9.7→4.8にするためになにをしたか公開中。
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。
個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動、食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。
参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。