はい。こんにちは。
マダオです。
久しぶりとなりますが、山村先生のshort動画をご紹介したいと思います。
本日は、『血糖値は通常どのくらい?』です。
我々2型糖尿病患者は、血糖値を下げろと言われる機会は多いですが、血糖値の具体的数値目標を提示されることはまずありません。
なぜなら、標準的な医師の大半はHbA1cしか見ていないからです。
しかし、実はHbA1cは糖尿病の治療にはまるで役に立たない指標です。
なにせ、HbA1cを一生懸命追いかけている糖尿病患者患者の寛解率はわずか1%に満たないのですから。
関連記事:
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糖尿病を改善したいのであれば、感度の低い代替指標であるHbA1cではなく、本当のターゲットである血糖値を見る必要があり、血糖値の目標を持たねばなりません。では我々が最終目標とすべき数値はどこにあるのか、というのが今回の動画です。
山村先生は
血糖値は食事を摂っていない時なら80~100が一般的。
食事を摂ったとしても180を超えないようにしたい。
と仰っています。
本動画は、我々が本来目指すべき目標値はどれくらいなのかを示唆してくれています。
実際、HbA1c7.0未満にしろとか言われても、具体的にどうすればいいか分かる患者はいまずいません。指示をしている医師ですら具体性ある指導ができる先生はほぼいません。
その点、山村先生は素晴らしいです。
HbA1cと違って、血糖値なら自己測定して数字を確認するのは比較的容易です。
そして目標値も最大180と明確です。
優しい語り口ながら、これ以上ない指導ではないでしょうか。
ここで間違ってはならないのは、食後2時間血糖値180が目標ではない、ということです。
たとえばHbA1c7.0を目指す場合、食後1時間値が300であっても2時間値が180未満なら問題ないのか?というと違う、ということです。
食後30分だろうが60分だろうが関係ありません。
いつ何時測定しようとも180を超えないのが正常化の目安だと山村先生は仰っているのです。
実際、アメリカ糖尿病学会ではTIRという概念があります。日本でも一部の先進的な先生が提唱されていますが、CGMを用いて24時間体制で血糖値を測定・記録し、その血糖値の変動幅で治療の善し悪しを決めるというものです。
そこでの目標値も実は70~180です。
ご存知かもしれませんが、1日の中で一番低い血糖値は、朝一番目覚めてすぐではなく睡眠中の時間帯であることは多いです。
また1番高い血糖値は食後決まった時間帯には出現しません。食後20分のこともあれば、45分のこともあれば、3時間の事もあります。
24時間自動で血糖測定・記録してくれるCGM(フリースタイルリブレ等)を使用していない場合、あなたは自分の最低血糖値も最大血糖値も全く知ることはできないのです。
下げるべきでない時に運動をしたり薬を飲んだりしているかもしれませんし、上げるべきでない時に補食をしているかも知れません。
現状の血糖値を把握せず、血糖値の具体的な数値目標を持たない。
これが今の2型糖尿病患者の『普通』であり、標準的な医療従事者の勧める手法です。
そして、そのやり方だと99%以上の確率で糖尿病は改善しないのです。
見るべきは感度の低い代替指標であるHbA1cではなく、ターゲットそのものである血糖値。
目標はHbA1c7.0%未満ではなく最大血糖値180未満であることを、患者側もしっかり認識した方が良いのではないでしょうか。

その他の山村先生の動画は以下リンクよりご覧いただけます。
山村先生の体当たり血糖測定!【医師検証動画】シリーズ
当ブログの代表的な記事はこちら。
HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
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なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。
個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。
参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。