はい。こんにちは。
マダオです。
意外と需要があったので、フリースタイルリブレ2アプリ…と言うよりスマホアプリ全般に関わる問題について、少しだけ深堀りします。
フリースタイルリブレ2アプリに対応するスマホが限られていることは以前の記事で書きました。
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
今、新規で入手するならアボット社対応リスト掲載の3社のスマホの一部にしかアプリが対応していないということにも記事内で触れました。
まず、こちらのメーカー推奨環境をご確認下さい。
https://www.freestyle.abbott/ja-jp/support/faq-13.html
これに掲載されているスマホ以外では、リブレ2の動作は保証されていません。
現在入手可能なものだと
・Google pixelシリーズ
・Samsung GALAXYシリーズ
の一部しか対応していません。
加えて、指定スマホでもOSバージョンまでが合致していないと、動作保証がないとも。
スマホの機種に加えて、OSのバージョンにまで指定があるのは、ユーザー側からすると不便ですよね。
『オレサマのスマホでフリースタイルリブレ2のアプリが動かないのはけしからん!』などと激怒する人が多くいるのも、理解できなくもありません。
しかし、どんなスマホでも、どんなOSでも対応できるアプリなどというものは存在せず、仮に存在したとして我々のような庶民が買えるような値段のものにはならない、ということをお伝えしておきたいと思います。
その例として、今回は『Android端末(iPhone以外のスマホ)はアプリとOSの互換性維持が難しい』という話をしましょう。
実はAndroidというスマホ用OSですが、メーカーによって中身が違います。
PCであれば、DELL製でもHP製でもMicrosoft純正のWindows OSが入っているんですが、ほとんどのAndroidスマホには純正OSが入っていないのです。
Android OSは『オープンソース』と言って、誰でも無償で利用・改造して良いソフトウェアとなっています。
(だからAndroidスマホはiPhoneより安く提供できる)
そしてスマホメーカーがAndroid OSに独自のカスタマイズを施すことは慣例となっており、Android OSの製造元であるGoogle社のピクセルシリーズ以外は純正Android OSは使用されていません。
(ただし、ながらくGoogle社はスマホを製造していなかったため、Androidスマホのデファクトスタンダード扱いされてきたのが、Samsung社のGALAXYシリーズであり、アボット社も今のところ対応スマホリストに入れています)
なので例えばGoogle製スマホとシャープ製スマホでは、搭載されているAndroid OSは中身が同じではありません。
そして、Google製スマホで動くアプリがシャープ製スマホでは動かない、という事態が割りと普通に起こります。
そもそも、どこにどんな改造をしているかは、当該スマホメーカーの企業秘密であり、フリースタイルリブレのアプリを作っているアボット社には把握できないので、事前の対応もできません。
アプリを作るアボット社としては、新しいスマホなりOSバージョンが発表されたら、いちいち全部購入して実機環境で動くのかテストして、新環境でも万全に動作させられるようアプリを改造していく作業が必要となります。
そこには当然時間も開発費もかかってきます。
リブレ2センサーの値段を1個10万円くらいに設定すれば、もっと早く、もっと色々なメーカーのスマホに対応できるようになりそうですが、そんな値段では数が売れないため、採算が合いません。リブレ製造中止待ったナシです。
つまり、今のバランスが恐らくギリギリの最適解なのです。
世の中には、無料のサービスなどありません。
価格やサービス内容には、大体の場合、理由があり、バランスがあります。
『フリースタイルリブレ2はすぐ故障する!』
『欠陥品だ!』
と叫ぶ人の大半は、指定スマホを使っていませんし、OSのバージョン管理もしていません。
そして、そういう人に限ってコールセンターに延々とクレームを入れます。
コールセンターの維持・運用にも費用がかかるのは、これまた当然のことです。アボット社の対応リストすら読めない人々が無意味なコスト増加行為を繰り返し、結果としてサービスレベルの低下や値上げ、生産中止を引き起こします。
フリースタイルリブレのような真に患者の役に立つ先端技術を担う会社にはある程度しっかり儲けてもらわなければなりません。
その利益が、対応できるスマホの増加や、現行製品の値下げ、次なる先端技術(例えば針を刺さない血糖測定器)の開発に繋がるからです。
確かにどんな工業製品であれ、1~2%程度は初期不良が出ますし、フリースタイルリブレセンサーについても不良品は確実に存在します。
(マダオも不良品を交換してもらったことはあります)
しかし、そもそもメーカーが保証していない環境で動かなかったり、不具合を起こすのは正常な反応であり、仕様です。
ですので、今回の話も含めて『難しい』とか『めんどくさい』とか『何を言っているか分からん』と言う方は、別売りのリブレ2専用リーダーを利用した方が幸せになれると思います。
マダオもリブレ2を使用するときは、専用リーダーを併用するつもりです。
本当に大事なものは、なるだけ二重化した方が安心・安全だからです。
何でも機能を集約できるスマホは便利ですが、スマホに何かあったとき何もできなくなる可能性を考えると、とても安心できません。
投資の格言にも
卵は一つの籠に盛るな
という言葉があります。
1回のつまずきで大事なものが全部壊れるような環境構築は、一見安上がりですが、不具合発生時の代償は安くないということは重々認識しておくべきでしょう。

一度籠を落とせば、乗っている卵が全部壊れることになる。
当ブログの代表的な記事はこちら。
HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。
個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。
参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。