可能性のない獣

半寝たきりの2型糖尿病患者が書くあれこれ

ハル・ベリー、あなたは輝いている

はい。こんにちは。

マダオです。

 

皆さんはアメリカの女優、ハル・ベリーさんをご存知でしょうか?

実は、マダオはつい先日まで全く知りませんでした。

芸能・エンタメには基本的に興味がないうえ、貧乏暇なしを地で行っていたため、知る機会がなかったんですよね。

 

そんな中、見つけたのが以下の記事。

 

www.harpersbazaar.com

 

サムネイルだけでも分かると思いますが、とんでもない美人です。

これで御歳57というのだから驚きです。

 

もっと画像を見たい方はこちらをどうぞ。

www.google.com

 

しかし、マダオが興味を持っているのは、この方の病歴です。

なんと22歳で2型糖尿病に罹患した事を公表されています。

つまり、この輝くような美貌の写真の数々は、ほとんどが罹患後のものだということです。

 

糖尿病は、デブでだらしない中年男性がなる汚い病気だという偏見が強いです。

実際、加齢により発症・進行する病気ですし、男性の方が罹患者は多いです。

そして肥満ホルモンであるインスリンの異常があるため、太っていることも多いのもまた事実です。

 

なので、太った中年男性が多い病気だというのは、事実として間違っていないわけですが、『だらしない』『汚い』の部分は完全な偏見です。

病気や怪我に綺麗も汚いもありません。

ガンなら綺麗で、交通事故による半身不随なら几帳面なのか?

病気で弱っている人間を、見た目の印象だけで叩いている畜生の何と多いことか…。

残念ながら1型糖尿病患者でも、2型糖尿病などと一緒にされたくない、と公言する人もいる始末。

1型糖尿病は、綺麗で神聖な病気だとでも言いたいのでしょうか。

病気や怪我は全て憎むべき現象であり、撲滅すべき対象でしかありません。

 

ここでハル・ベリーさんの話に戻りますが、女優という人気商売で、2型糖尿病を公表するのは大きなデメリットがあったことと思います。

糖尿病があっても活躍できる!輝ける!という物語の主人公は1型糖尿病患者であることが大半で、2型糖尿病にこうした明るいスポットライトが当てられることはありません。

2型糖尿病には、暗く後ろめたいイメージがどこまでも付きまといます。

 

しかし、彼女の写真を見て下さい。

どれも素晴らしい明るさで満ちています。

もちろん女優業なので、一般人とは桁違いの健康管理をし、最高の環境で撮影をしたことは間違いないでしょうが、それでも我が身と比較して感じるものはあります。

 

またマダオが感心しているのは、彼女の食事スタイルの正しさ・的確さです。

ハル・ベリーさんは、糖尿病の診断後から次の3つの食品を食べないそうです。

1.砂糖

2.白い炭水化物

3.砂糖や化学薬品の入ったワイン

 

マダオは米・小麦・砂糖類を食べないと公言していますが、内容的にはほぼ同じです。

CGMのなかった時代に、ハル・ベリーさんはどうやってその結論に達したのか…。

恐らくですが、SMBGによる血糖測定を1日30回以上、少なくとも半年間は継続して行ったはずです。また、その後も定期的に集中的な測定を繰り返したに違いありません。

しかし、そこから導き出された上記の食事療法は、現代日本の医師ですら大半が『カロリーを考慮していない手法なので推奨し難い』と評するものです。

まして35年前の話です。当時の医師は、間違いなく大反対したであろうこの食事療法を35年間も続けてこられたのは恐るべき話です。

 

『カロリーと血糖値は無関係である』

『誰が何と言おうと、信用できるのは自身の血糖測定結果のみである』

 

最新の血糖測定器であるCGMを使用し、マダオがその結論を得たのは、ハル・ベリーさんの30年以上あとの話です。

日本が医療後進国過ぎるのか、ハル・ベリーさんが先進的過ぎるのか…。

どちらにせよ本当に恐るべき話です。

 

マダオが糖尿病を寛解してそろそろ3年ですが、ハル・ベリーさんに比べれば10分の1の経験もないヒヨっ子です。

またハーパーズバザーという雑誌も女性ファッション誌ということで、全く知りませんでした。

 

自分が知らないことはまだまだ沢山あるし、尊敬すべき先達も本当にいっぱいいるんですね。

 

ハル・ベリーさんには、これからもぜひ活躍していただきたいものです。

ボクたちが歩くこの道は、まだ暗闇が多すぎて、道に迷う仲間達が絶えないですから…。

 

願わくば、我が身もこの暗き道を照らす明かりとならんことを

 

 

当ブログの代表的な記事はこちら。

HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。

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CGMマダオがイチオシする商品の一覧はこちら。

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なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。

個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。

 

参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。

敢えて言おう。2型糖尿病は人災であると。

はい。こんにちは。

マダオです。

 

現在、世界中で2型糖尿病患者が激増しているわけですが、何故かお分かりになるでしょうか。

欧米型の食生活が~、とかいうフワッとしたクソみたいな説明をする医療従事者が大変多いですよね。

 

欧米型ってなんだよ!具体的に説明してみろよ!どの食材の何の成分が原因なんだよ!

 

これに回答できる方をマダオはリアルで見たことがありません。

稀に高脂肪食が~、とか言い始めるド素人がいますが、無視してよろしい。

血糖測定を一度でもしたことがあれば分かりますが、脂肪単体ならほぼ血糖値を上げません。

ガチの2型糖尿病患者であるマダオがオリーブオイルを直飲みして試したので間違いありません。

 

血糖値を大きく変動させるのは、糖質以外にありません。ですので、どの糖質がヤバいのかを議論するならともかく、カロリー量や脂質量に原因を求めるのはド素人です。

 

では、何が本当にヤバいのか。

誤解を恐れずに言えば、異性化糖と砂糖です。

異性化糖とは主に遺伝子組み換えされたトウモロコシから精製された糖質で、ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、高果糖液などという名称で色々な食品に添加されています。そして砂糖は説明の必要はありませんね?

 

我が国で販売されるありとあらゆる加工食品に異性化糖や砂糖が添加されているのは、ご存じでしょうか。

普通に生活していたら、もしくは少しでも安く手軽に食事をしようと思ったら、それらの糖質を避けることは不可能です。

私たちは自分の意志で、食事をしていると思っていますが、実は違います。

食品会社が中毒性を高めるためにデザインした工業製品を好むように調整されているのです。

 

そのカギとなるのが糖質です。

コカインを自社製品に添加していたコカ・〇ーラ社など最たるものですが、その時代時代で違法にならない程度に中毒者を作り出してきたのが食品会社です。

コカインが違法になったので、今度は砂糖や異性化糖で消費者を虜にする方法を編み出した、というわけです。

血糖値を乱高下させれば、消費者の判断力は鈍り、空腹感が癒えることもなくなります。結果として自社製品がより売れるようになります。

それだけで済めば、まだ良かったのですが、その先が地獄でした。

食品会社が安価に危険な糖質をばら撒いた結果、全世界で糖尿病患者が激増したのです。

これを人災と言わずして何というのでしょうか。

タバコや酒の害が叫ばれて久しい昨今ですが、異性化糖や砂糖による糖尿病患者の増加は、それらに匹敵するか上回る犠牲者を生んでいます。

 

これだけだと、とうとう被害妄想をこじらせておかしくなったのか、と思われそうなので、3つの動画をご紹介します。

1つはアメリカ、1つはメキシコ、1つはイタリアの生活を紹介した動画です。

 

アメリカ マッカレン『アメリカで最も肥満率の高い街』

 成人の45%が肥満、25%が糖尿病、37%が健康障害で働けないという…。

 そんな街の食生活を見るとある傾向が明らかになる。

 健康的な食事も、糖尿病の治療費も彼らには高すぎて手が出せないのだ。

www.youtube.com

 

 

②メキシコ  チャムラ『世界で最もコカ・コーラ中毒で人が亡くなる街』

 人口の40%が肥満で35%が糖尿病を患う街。

 この街では乳幼児から老人まで水代わりにコーラを飲み、多くが亡くなる。

 しかし、この街の住民はそれでもコーラは体に良いと心から信じている。

www.youtube.com

 

 

⓷イタリア  セウロ『世界で最も人が長生きする島』

 100歳以上の長寿者が珍しくない。

 地元の食材を自分たちで調理して食べるのがスタンダード。

 急な坂の多い街に関わらず90歳以上の人たちが徒歩で移動する光景が見られる。

www.youtube.com

 

2型糖尿病は、『意志力の弱いデブ』がなる『だらしない』病気だ!

そういう主張をする人は多いですが、本当にそうでしょうか。

 

上記のアメリカやメキシコの都市に住んでいたとしたら、『普通』が『肥満』で『糖尿病』なのです。世界中から意志薄弱でだらしないデブばかりを集めて、それらの都市を作ったわけではないことはお分かりになるはずです。

 

逆に最後のイタリアの都市では、意識高い住人ばかり住んでいて、四六時中健康に気を使っているから長寿なのでしょうか?

答えはNO。どの都市でもそれが『普通』なのです。

 

現在、マダオは日本国内で米・小麦・砂糖を摂らない生活をしていますが、外食も加工食品も99%食べられません。

世の中にあふれる『普通に美味しい』とされるものは、ほぼ米・小麦・砂糖を大量に使用した血糖値を上げやすいものだからです。

日本のスタンダードは上記動画のアメリカやメキシコに近い状態になってきていると強く感じます。

 

もちろん自分でキチンと材料を選び、料理をすれば、安全な食事を楽しむことはできますが、安く手軽に、というわけにはいきません。

マダオは、経済的な理由で菓子パンを常食していた若い女性が糖尿病になった例を知っています。1個100円で400kclも摂れるわけですから、確かにカロリー的なコスパは高いです。しかし、その代償は一生続く病院通いと次々に発症する合併症でした。

そう。現代の糖尿病は弱者の病気なのです。

日々の食事にまで気を使い、お金を使える強者がかかることはまずありません。

体力的・精神的な余裕のない人、お金のない人がかかる病気です。

医師になるような人種とは正反対の属性なので、診察室でのすれ違いの多さも当然というところでしょう。

 

さて、話が大分それましたが、2型糖尿病が人災である、という今回のお話。

少し視野を広げて外国との比較から見ていただきましたが、いかがだったでしょうか。

かなり極端な例もありますが、頷ける部分も多かったのではないでしょうか。

 

自社の儲けのために邁進すること自体は悪ではない。
しかし、世界中に病気をばらまく会社を放置しても良いものだろうか?

 

 

糖質中毒を問題とする医師・牧田先生の記事もご紹介しておきます。

科学的に「糖質中毒」から脱する方法 悪性度ナンバー1の飲食物とは   デイリー新潮 様

 

 

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なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。

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【マダオが気になる糖のニュース】DPP-4阻害薬の有効性に疑問符

はい。こんにちは。

マダオです。

 

今日は、さっくり行きます。

というのも薬の評価に関するニュースを扱うからです。

何を言っても素人の感想にしか過ぎないので避けてきた話題です。

しかし、前からずっと気になっていたので、とりあえず書きます。

 

先日、以下のニュース記事を読みました。

 

新規糖尿病治療薬、血管リスク低減効果は|最新医療ニュース|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト

 

複合心血管(CV)イベント(3ポイントMACE:CV死、非致死的脳卒中、非致死的心筋梗塞)のプラセボに対するHRは、SGLT2阻害薬が0.88(95%CI 0.82~0.94)、GLP-1受容体作動薬が0.85(同0.79~0.92)で有意なリスク低下が認められた。一方、DPP-4阻害薬では便益は見られなかった(HR 1.00、95%CI 0.94~1.06)

 

新規糖尿病治療薬、血管リスク低減効果は|最新医療ニュース|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト より引用

 

2型糖尿病患者約17万人を比較した上記研究において、心血管イベントの減少率を比較したところ、SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬のみに10%強の有効性が認められ、DPP-4阻害薬には認められなかったとのこと。

 

我が国の医師にはとても人気のあるDPP-4阻害薬ですが、こういった研究報告を見る限り、死亡率そのものを下げる効果に疑問符が付きます。

 

そして、ある重要な側面からも、DPP-4阻害薬の効果への疑問に拍車がかかります。

DPP-4阻害薬には体重減少効果がないのです。

 

本ブログでは何度か申し上げていますが、血糖値が正しく下げられているのであれば、その内痩せてきます。

また因果関係はさておき、糖尿病の寛解を研究した各種報告においても、最大のカギとして体重減少が挙げられます。

 

正しい血糖管理は体重減少に繋がる。

しかし、DPP-4阻害薬には、体重減少効果がない。

 

これは一体何を意味しているのでしょうか。

 

マダオの知る限り、体重の減少作用のある薬は3種類。

ビグアナイド薬(メトホルミン)、SGLT-2阻害薬、GLP-1受容体作動薬です。

今後、糖尿病が悪化して、服薬することになったら、上記3つのうちからどれかを選ぶつもりではあります。

しかし今回、DPP-4阻害薬をやり玉に挙げたものの、マダオの基本スタンスは、『糖尿病薬は患者の死亡率を下げているか極めて疑わしい』というものです。

 

現在、糖尿病薬の新規承認はHbA1c低下作用を基準にしています。

しかし実際、日本の糖尿病患者は高血糖低血糖の直接的な作用により死ぬ人はほとんどいません。

死因の1位はガンで2位は感染症です。(3位にやっと今回のニュースで問題になった血管障害が出てきます。)それらの病気により糖尿病患者の寿命は健常者より10年近く短くなっています。

つまり、糖尿病薬はガンや感染症、血管障害での死亡率を健常者に近づけなければならないのですが、その効果は事前に検証されておらず、何の保証もない状態です

薬でHbA1cをどれだけ下げようが、死亡率の低下が伴わなければ意味はありません。

もしHbA1cを下げるだけで、寿命の延伸効果がない薬が存在するとしたら、とても恐ろしいことです。

DPP-4阻害薬が効果がないのは果たして心血管イベントだけなのでしょうか。

 

 

関連記事:

beast-of-no-possibility.hatenablog.com

 

 

マダオが気になる糖のニュース NO.12 
時事メディカル様 ありがとうございました。

 

 

いっそ、豚臓器移植技術の進歩の方に期待したくなりますね。

 

ブタ腎臓、生存患者に初移植 執刀医「将来は透析なくなる」―米:時事ドットコム 様

 

2型糖尿病は、遺伝と加齢による衰えに起因する部分が大きいので、膵臓を新しくした場合、症状が劇的に改善するのではないかと密かに期待しています。

 

 

 

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HbA1c検査結果はっぴょー(2型糖尿病寛解記録)2024.02

はい。こんにちは。

マダオです。

 

現在、マダオは大体2ヶ月に1回検査に行っています。

HbA1cは糖尿病宣告3ヶ月後からずっと正常値。

なので血糖値を下げる薬は服用しておりません。

半寝たきりなので、運動もほぼしておりません。

→完全な寝たきりになることを避けるため、2023年9月より1日1回を目標に杖を使って自宅マンションのエントランスまで行き帰りする運動を再開しました。 

 

そんな状況で2年9ヶ月。

今回のHbA1cはいくつだったかというと・・・。

 

4.8(前回比±0。寛解状態維持)

 

でした。

12月は検査をしなかったので、4か月ぶりとなります。

何はともあれHbA1cが変わりなかったので安心しました。

生活内容を一切変えてないので、4ヶ月程度でHbA1cが大きく変わらないのは当然なのかもしれませんけども、毎回ビビるはビビりますよね。

 

今回は、なかなか仕上がってるね!
(目が笑ってないマダオの主治医。イメージ)

 

さて、実は今回、糖尿病系の検査結果がオールグリーンとなりました。

通院開始してから初の成果です。

LDLコレステロールだけは、薬を飲んでいますが、それ以外はナチュラルで基準値内です。

以前から問題にしていた糖尿病性腎症もステージ1で最も軽いG1A1になりました。

またインスリン抵抗性の指標であるHOMA-Rも1.3で初の基準内(1.6以内)になりました。

今回の検査結果だけを見れば、マダオを糖尿病と判断できる医師はいないでしょう。

(別途75GOGTTをやれば、異常な数値はでるのでしょうが…)

HbA1cを5%台以下に維持して2年半。やっと目に見える数値上の異常が無くなりました。本当に長かった…。

とはいえ、この状態を維持できるかどうかは話が別です。

今回はたまたま出目が良かっただけなので、油断せずにいこうと思います。

 

あ。忘れていましたが、体重について。

体重については、下落傾向に歯止めがかかっていません。

70.0kg前後になりました。

冬場の体調不良がそのまま体重減少へダイレクトにつながってます。

もう少し安定して暖かくなってくれば、嫌でも増えるはずですが・・・。

 

次回こそ、低血糖を出さないように、HbA1c5.0前後を目指します

 

 

これまでの記録

2021年 最大値9.7(糖尿病発覚時) 最小値5.0

2022年 最大値5.3 最小値4.8

2023年 最大値5.2    最小値4.8

2024年 最大値4.8

2021年8月より寛解状態

 

 

HbA1cの基準値とは

正常値4.6-6.2。糖尿病患者の平均は約7.1

 

寛解とは

全治とまでは言えないが、病状が治まっておだやかであること

 

寛解の基準とは

薬物療法を行っていない状態で3ヵ月間以上、HbA1c6.5%未満が持続している』(米国糖尿病学会)

 

 

前回のHbA1c検査結果(2023.10)

beast-of-no-possibility.hatenablog.com

 

 

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なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。

個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。

 

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自分が糖尿病(高血糖)になった原因を把握してますか?

はい。こんにちは。

マダオです。

 

突然ですが、質問です。

あなたは自分が糖尿病(高血糖)になった原因を具体的に把握してますか?

 

高カロリー食が好きだったから?

高体重だったから?

自制心が弱かったから?

 

どれも違います。

高カロリーと高血糖は直結しません。

高体重でも血糖コントロールは可能です。

強い自制心があれば血糖値が下がる…わけではありません。気合いがいくらあっても生身の人間が空を飛べないのと同じです。

質問の仕方が悪かったかもしれませんが、マダオの聞きたいことはただ一つ。

あなたの高血糖の原因がどんな『物質』か把握していますか?、ということです。


実は高血糖の原因物質は血糖測定さえすれば簡単に分かります

大半が食事の中にあるのですから。

ということで、今回はマダオの朝食改善事例から、高血糖の原因物質の割り出し方を具体的にご説明します。

 

例えば今日朝ごはんで血糖値が食前150から食後300に上がったとします

上昇幅150が望ましくないのは同意いただけるでしょう。

つまり、朝ごはんのメニュー内にあなたの高血糖の原因が潜んでいることになります

 

白米 茶碗1杯

わかめの味噌汁

目玉焼き(ソース使用)

納豆(付属タレ使用)

野菜ジュース200ml

 

5つメニューがありますが、キッチリ30ずつ血糖値を上げているわけじゃないだろう、とは思いますよね?

では、何がどれだけ上げてるか?

これは個人差がかなり出るので、自分で血糖測定しない限り、どの食材が危険物かは分かりません

 

マダオの場合は、1品ずつGL値が高いものから低いものに差し替えて検証しました

 

白米の量を半分

玄米に差し替え

水煮大豆に差し替え

もやし炒めに差し替え

 

ここまでやっても目標値にならなかったので、別のメニューもいじりました。

 

目玉焼き(ソース使用)

目玉焼き(醤油使用)

 

納豆(付属タレ使用)

納豆(醤油使用)

米粉を含まない納豆(醤油使用)

 

野菜ジュース200ml

野菜ジュース100ml

牛乳100ml

無調整豆乳100ml

 

こんな感じに調整しました。

特に、朝食は血糖値が上がりやすいので、かなり念入りに調整しました。

 

砂糖やブドウ糖果糖液糖などのような高GL値のものは1gであっても、血糖値を爆上げする可能性があるので要注意です。

またマダオにとってのトマトのように低GL値でも血糖値を乱す『自分にだけ相性の悪い食材』も存在するので、そこにも気を付ける必要があります。

 

最終的に上昇値が目標内(糖尿病ならまずはMAX180までに抑える)になったらOKです。

可能ならトータルカロリーが減らないように再調整できたらパーフェクトです。

 

このような調整を繰り返すと空腹時血糖値も次第に下がってきます。1ヶ月もすればHbA1cでも明確に違いがわかるようになると思います。

それより何より、何が自分にとって危険物か分かってきます

マダオの場合は、米・小麦・砂糖類です。

この3つだけは、ほんの僅かであってもマダオの血糖値を爆上げします

つまり、マダオ高血糖の原因物質は、ほぼ米・小麦・砂糖類だったのです。

 

糖尿病の原因となる物質は具体的に存在します

マダオにとっての米・小麦・砂糖類は、あなたにも必ずあるはずです

1度完全に特定・調整できたら、あとは細かく血糖測定する必要はありません。なんなら半年くらい測定しない間に、HbA1cが更に下がったりします。

血糖測定は面倒臭いし、多少の費用もかかりますが、最初が肝心です。

精密な血糖測定を通じて、自身の糖尿病の原因物質を特定し、正しく対策しましょう

 

糖尿病の対策に気持ちは一切必要ない。
確実に数字を改善できる具体性こそが必要なものだ。

 

 

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地獄への道は善意で舗装されている

はい。こんにちは。

マダオです。

 

マダオYouTubeのヘビーユーザーでして、糖尿病に関係ないチャンネルも山ほど見ております。

その中でふと見つけたのがこの動画。

 

m.youtube.com

 

岡田斗司夫さんの話です。

巷で流行り(?)のオンラインサロンが役立つ人は5%ほどしか居ないそうです。

あとの95%は、どんな話を聞いても理解できないor現実に活かせないとか…。

 

マダオは、その話を聞いた時、そうだろうな、と思いました。

皆に憧れられるような成功者は、そもそも出来が違います。

彼らが生まれながらに当然だと思う前提条件にすら、ボクたちの大半は辿り着くことすらできません。

例えば東大に入学できるような人は1日16時間の勉強を苦に思わないような人種です。

もともと頭が良いうえに、異常な努力をするための体力・精神力が備わっています。

彼らは生まれながら持っているポテンシャルが違いすぎるのですが、それを自覚せず努力量の差だけに着目しがちです。

 

だから、『俺みたいに努力すれば誰でも成功できる!』などと言ってオンラインサロンを開いたりするわけですね。

もちろん優れた資質を持ちながら、それまで活かし方を知らなかった眠れる怪物みたいな視聴者がいれば、ハマる可能性はあります。しかし、大半の人は前提条件にすらたどり着きません。

 

糖尿病患者に医師が求める努力というのも、この話に近いと思います。

医師になれるような人は、元々できる人で、頭の良さだけでなく体力的にも精神力的にもすぐれた人達です。

低学歴で病弱で意志薄弱な医師なんて元からいないわけです。

だから、普通の人が実行不可能な治療プランを作り出し、善意で押し付けてくるわけですね。

 

現在のHbA1cだけを診るやり方のまま、医師が治療したところで、糖尿病の寛解率は1%に過ぎません。

また薬物治療をしたところで糖尿病患者の寿命は、健常者より10年ほど短いという事実は変わりません。

まずこの事実を医師も患者も素直に認める必要があります。

 

考えるのはその先です。

いかに緩く、食欲を我慢せず、普通の人間が血糖値を下げるのか、です。

マダオは、ゆきなり先生や山村先生ら先進的な医師が提唱する血糖値に着目する手法こそが、1番早く確実だと確信しています。

実際、現在主流のHbA1cを見る手法の10%ほどの努力で実行可能です。

上手くやれば、薬不要、運動不要、食事量の制限不要で済むのですから、かなり取っ付きやすいハズです。

 

しかし、そんな主張をする自分すら出来る側の人間だったとしたら?

自分の話にも何らかの驕りや差別が含まれていないのか?

正直に言うと分かりません。

閲覧してくれている方の5%でもいいから糖尿病が良くなって欲しい、という気持ちは本物ですが、逆に言うとそれ以外は100%確かなものは何もありません。

 

地獄への道は善意で舗装されている

 

ヨーロッパのことわざで、こんなものがあります。

世の中の糖尿病を良くするという触れ込みの情報は、おそらく大半は善意によるものでしょう。

しかし、善意の先が地獄である可能性は往々にしてあります。

 

ですので、誰の言うことであろうと疑って下さい。

検証して下さい。

当然、ここにいる怪しいオッサンの言うことも…。

糖尿病対策の善し悪しは、血糖測定さえすれば即座に分かります。

自分の血糖値だけは嘘をつきません。

 

貴方や私の行く先に輝かしい道が続いていることを祈っています。

 

地獄への道は善意で舗装されている

 

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なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。

個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。

 

参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。

病院で倒れました

はい。こんにちは。

マダオです。

 

以前から、冬場は体力が落ちてヤバい、というお話をちょこちょこしてますが、先日病院で倒れました。

徒歩5分と待ち時間20分で体力を使い果たしたようです。

会計が終わったあと、急に気持ち悪くなって動けなくなり、意識消失。

気づいたらベッドの上でした。

 

もともとマダオの本職(?)は糖尿病ではなく、半寝たきりの原因となっている病気の方です。あまりメジャーな病気ではないのですが、治療法は無く、長生きする患者も多くいないそうです。

 

そして、一般的に寝たきり生活というのは人生最後の10年で経験するものです。

マダオは既に7年ほど半寝たきりをやってるので、早いとあと3年くらいかな、と思っています。

 

真面目な話、母より先に死ぬつもりはないです。

しかし、病気が意思や気合いでどうにかなるわけないのも分かっています。

昨日できたことが、今日できなくなる、というほど劇的ではないのですが、3ヵ月前と比較すれば明らかに劣化しているのが分かります。

思考の深度もどんどん浅くなりまとまりが無くなってきています。

まとまった睡眠時間をとれる体力も失って久しいです。

自分を構成するパズルのピースが徐々に欠けてきている実感があります。

 

家系的に糖尿病かガンで死ぬにしても60くらいまでは生きるだろうな、と若い頃は思っていたのですが、人生ままならないものです。

不幸中の幸いは、自分の葬式費用くらいは自分で工面できそうなことくらいです。

 

個人的に残念に思うのはもう少し色々な記事を書きたかった、という事くらいでしょうか。

あまり魅力的な書き手ではない、というのは自覚してますが、物を書くのは意外と好きだったようです。

失敗してもいいから、物を書く仕事にチャレンジしてみても良かったのかもしれません。

 

ということで、遺書めいたことを書きましたが、これから暖かくなってきますし、まだまだこれからです。

汎用AIか核融合発電の実用化を見るまでは死ねません(!?)

冗談はさておき、現実的な目標としては非侵襲型血糖測定器の実用化は拝みたいですね。

早ければ5年くらいで実用化されてくれるハズ!

 

これからの半世紀はとても面白くなるはずですから、しぶとく生き延びてやりますよ。

 

50年後くらいには、こんな世界になっている(!?)

 

当ブログの代表的な記事はこちら。

HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。

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なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。

個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。

 

参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。