はい。こんにちは。
マダオです。
いきなりですが、病気の治療ってお金がかかりますよね。
マダオの場合、治療費・薬剤費などで月2万円弱かかっています。
その他、お金が必要な場面は多くあります。
食費を抑えるための菓子パン生活など論外ですし、ベジファーストもできればやっていきたい…。となると生活コストがどうしても高くなりがちです。
もちろん完治してくれる病気で1ヶ月コッキリなら2万円は耐えられない金額では無いです。しかし今後一生治療が必要となると出たとこ勝負というわけにはいきません。
今後、実質的な年金の減額は避けられないでしょうし、生活保護制度だっていつまで維持できるか怪しいものです。
そこで、マダオは新NISAを利用した資産運用をオススメします。
アメリカで行われたトリニティスタディという研究によると、株式(S&P500)75%、債権(アメリカ国債)25%の資産を毎年4%ずつ取り崩した場合、30年後でも98%の確率で資産が枯渇しない。どころか中央値では資産が8倍になった、といいます。
預金から4%ずつ取り崩せば25年で確実に枯渇するので、初めて聞くと狐につままれたような話に感じるでしょう。
しかし、これは過去数十年の実績から得られた真面目な研究結果です。
マダオが参考にしたHP:
https://liberaluni.com/exit-strategy#
論文原文(英語):
つまりマダオの場合、4%の取り崩しで、月2万円(年間24万円)を賄えれば、今後医療費の心配をする必要はほぼ無くなる!ということです。
そのために必要な金額は600万円です。
600×4%=24 ということですね。
とはいえいきなり600万円用意出来る人は少ないでしょう。
では、毎月3万円の積立ならどうでしょうか。
年利5%で見積もった場合、約12年(元金432万円)で600万円に到達可能です。そこからは死ぬまで毎年24万円取り崩すだけで新しく積み立てる必要はありません。
マダオが参考にしたHP:
https://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.html#!simulation2
そして30年間、毎年24万円ずつ取り崩すと、資産は8倍の4,800万円に増えている可能性が1番高いわけですね。
もちろん、医療費が月1万円でいいなら、目標額は半分の300万円、積立金額も月1.5万円の12年積立でいけます。
そんなの机上の空論じゃないの?と思う方もいるでしょうが、この研究はアップデートされていて、現在にいたるまで要旨は否定されていません。
マダオがこの話を知ったのは、かれこれ10数年前。
相場環境が良かったのにも助けられ、積立期間10年足らずで医療費を賄えています。
これが30年後に8倍になりそうか?と聞かれるとさすがに無理じゃないかとは思いますが、少なくとも毎年の取り崩しで大きく減りそうな気配はありません。
個人的には、この研究をかなり信用していて、今後の自分の医療費を賄うに足る考え方だと思っています。
もし新NISA枠1,800万円分を埋められれば、その時点で毎年72万円の個人年金になるので、夢があります。月6万円フリーハンドで使えるわけですから、かなりリッチですよね。憧れます…。
なお、ここで注意点をいくつか。
①証券会社はネット証券(SBI証券か楽天証券)を選びましょう。
対面式の証券会社や銀行は詐欺みたいな商品を売り付けに来ます。
②新NISA制度を利用して積立しましょう。
特定口座だと利益の20%を税金として取られます。NISA口座なら無税です。
③できれば積み立てる商品は投資信託のeMAXIS Slimシリーズからインデックスファンドを選びましょう。
手数料が最安級で安心です。
マダオはS&P500とオール・カントリーと先進国債券を保有しています。
④投資は自己責任です。
マダオは本ブログにおいて一切の嘘はついておりませんが、未来の保証はできません。
あなたがどれだけの利益を得ても分け前をよこせなどとは言いませんが、逆にいくらの損失を出してもマダオは一切の責任を取れませんので悪しからずご了承ください。
蛇足。
半寝たきり生活のマダオさんですが、実は多少家計に貢献しています。両親の老後資金の運用計画を一新したからです。
トルコリラ建て高配当ファンドなどという戯けた商品を解約し、某大手対面型証券会社と訣別。ネット証券でS&P500に投資した結果、大きな損失を出していた老後資金を取り戻すことに成功したのです。
もし、あのままトルコリラにしてたら、そこから3分の1になってたところです。
ギリギリセーフ…。
ということで、実家の一部屋を占有し、寝たきりをしていても特に文句を言われたりしていないのですね。
皆様にも、皆様の親世代にも注意して頂きたいのは、毎月分配や年5%を超える分配利回りを謳う商品は、ほぼ間違いなく預金より早く破綻すると言うことです。
投資の王道は株式であり、全世界株式(オール・カントリー)や全米株式(S&P500)などのインデックスファンドにベットするのが1番確実です。全世界株式ベースなら年3%、全米株式ベースなら年4%の長期取り崩しに耐えますが、それ以外の得体の知れない投資対象で、年間配当利回り5%以上などと言ったら遠くない未来に破綻する可能性大です。(どんな事業をやっていようが毎年株価の5%をキャッシュアウトさせるのは負担が重すぎる)
なお、自分なりに厳選した個別株投資も今後10年間の成績で見れば、9割以上の確率で上記インデックスファンドに負けます。高配当株など論外です。
安定的な4%取り崩しとはそれくらい高いハードルの先にあるということです。
穏やかな闘病生活or老後生活を長期間送りたければ、無難なインデックスファンドからの3~4%取り崩しこそベストなのではないでしょうか。
当ブログの代表的な記事はこちら。
HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。
個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。
参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。