可能性のない獣

半寝たきりの2型糖尿病患者が書くあれこれ

【マダオが気になる糖のニュース】糖尿病が引き起こす病気一覧

はい。こんにちは。

マダオです。

 

本日も、マダオが気になる糖のニュースの時間がやってきました。

糖尿病になって、そろそろ2年。

考えてみれば、先生からHbA1cと体重のことは注意されても、何で?の部分の説明を受けたことがなかったと思い出しました。

どうせ治らない病気だし、血糖値が高くても体調に変化ないし別に困らないじゃん?そう思う人も多そうな気がします。

 

糖尿病の治療目的は合併症を発症させないこと、進行させないこと。

それにより患者の天寿を全うさせること。

 

表現は微妙に違いますが、この目的はインターネットで情報を発信下さっている全ての先生に共通しているように思います。

しかし、実際のマダオが通う診察室では・・・。

忙しいのは分かるんですが、目的の説明もなし、合併症の話もなしでは、通院しなくなる人がいるのも分かる気がします

 

わぁい、糖尿病だ!治療頑張ろう!なんて人がいたら、お目にかかりたい。

 

嫌なことからはできれば目をそらしたいじゃないですか。

でもですね、天涯孤独で友人の1人もいないし、人生でやり残したこともない、という人でもなければ、やっぱり治療した方がいいと思うし、しないにしても自分がどんなリスクを抱えてるかは知った方がいいと思うんですよね。

 

幸い、そういう嫌な情報をまとめて下さっている先生がいらっしゃいます。

人に喜ばれない、けれど絶対に役に立つ、そんな情報を発信してくださってるので、本当にありがたいです。

 

では、参りましょう。

糖尿病が引き起こす病気一覧です。

 

まずは

3大合併症

 

糖尿病の三大合併症(糖尿病性神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病性腎症)〜名古屋市の「糖尿病・内分泌内科クリニックTOSAKI」〜 様

 

糖尿病患者特有の病気で、俗に「しめじ」と呼ばれる病気群です。

 

糖尿病性神経障害(し)

糖尿病網膜症(め)

糖尿病性腎症(じ)

 

簡潔で分かりやすい説明が上記HPに書いていますので、ぜひご確認下さい。

マダオの経験上、網膜症の発症を確認するために眼科の受診を勧めてくる内科の先生はほぼ0です。神経障害と腎症も下手すると検査してくれませんが、糖尿病と診断されたら、最低1回は検査を受けた方がいいかなぁと思います。

一般的に、3大合併症は命の危険が少ないと表現されることもありますが、糖尿病性腎症が悪化して人工透析が必要な状態までいくと1年生存率9割弱、10年後生存率は3割強と言われており下手ながんよりよほど恐ろしい病気に変貌します。

 

次に、

3大合併症以外の合併症

 

糖尿病の合併症(三大合併症以外の合併症)〜名古屋市の「糖尿病・内分泌内科クリニックTOSAKI」〜 様

 

俗に「えのき」と呼ばれる病気群と、専門医の先生でもあまり触れないリスクの高い病気群です。「えのき」は即座に死につながる危険な合併症として知られています。

 

足壊疽(えそ) (え)

脳梗塞脳出血 (の)

心筋梗塞狭心症(き)

閉塞性動脈硬化

歯周病

アルツハイマー認知症・脳血管性認知症

がん(悪性腫瘍)

手術前後の合併症

ED(勃起障害)

 

簡潔で分かりやすい説明が上記HPに書いていますので、ぜひご確認下さい。

えっ?何か多くない??

そう思った人いるんじゃないでしょうか。

「えのき」までは何となく聞いたことがあっても、そこから先を知ってる人ってどれだけいるのでしょうか。

ちなみにマダオの祖父は2人とも糖尿病でしたが、1人は手術後の合併症で亡くなってます。

また、がんなんて、どうせみんなかかるだろ、とか思った人もいると思います。

違います。健常者とは発症確率が格段に違うのです。部位によっては2倍超のリスクを抱えることになります。

マダオのもう一人の祖父は定年直後にがんで亡くなってます。

 

高血糖とは、これだけの病気を体に引き起こすのです。

糖尿病とは、異常な血液が体中を破壊する病気と言っても過言ではないと思います。

 

たしかに生きてる限り、最後はみんな死にます。

でも、自分の最期は、できるだけ穏やかでありたいと思いませんか?

 

マダオが気になる糖のニュース NO.03
糖尿病・内分泌内科クリニックTOSAKI様ありがとうございました。

 

 

当ブログの代表的な記事はこちら

beast-of-no-possibility.hatenablog.com

 

 

なお、本記事はマダオ個人の経験に基づく感想です。

個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。

 

参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。