はい。こんにちは。
マダオです。
本日もマダオが気になる糖のニュースのお時間がやってまいりました。
と言っても今回は、正確には糖尿病のお話ではありません。
我々、糖尿病患者が最も気になる食事療法の基本について書かれた記事を見つけましたのでご紹介です。
医学的に「健康に良い食べ物」は5つしかない | 健康 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース 様
糖尿病患者は、医師から色々な指導を受けます。
運動しろ、食べ過ぎるな、体重を減らせ・・・。
アレもダメ、コレもダメ・・・。
では逆に安全な食べ物について指導を受けたことはあるでしょうか。
バランス良く食べれば心配ない、などという気休めを除いて、です。
実のところ、何が血糖値的に安全なのかは自身で血糖測定をしない限り、誰にも分かりません。
なので、貴方の血糖測定結果に基づかず、〇〇は安全だとか、〇〇は血糖値を抑制する、などという指導はすることができない、ということになります。
しかし、そういう難しい話はさておき、広く人類全般にとって体に良い食べ物、悪い食べ物というのは実際に存在するようです。
数多くの信頼できる研究によって本当に健康に良い(=脳卒中、心筋梗塞、がんなどのリスクを下げる)と現在考えられている食品は、①魚、②野菜と果物(フルーツジュース、ジャガイモは含まない)、③茶色い炭水化物、④オリーブオイル、⑤ナッツ類の5つである。
逆に、健康に悪いと考えられているのは、①赤い肉(牛肉や豚肉のこと。鶏肉は含まない。ハムやソーセージなどの加工肉は特に体に悪い)、②白い炭水化物、③バターなどの飽和脂肪酸の3つである。
医学的に「健康に良い食べ物」は5つしかない | 健康 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース 様
この分類自体は、カリフォルニア大学の津川先生が提唱されているのですが、マダオが調べてきた複数の情報からも概ね一致する内容です。
良いものは5つだけ。
①魚
②野菜と果物(フルーツジュース、ジャガイモは含まない)
③茶色い炭水化物
④オリーブオイル
⑤ナッツ類
悪いものも3つだけ。
①赤い肉(哺乳類の肉のこと。特にハム、ソーセージは最悪。鶏肉はOK)
②白い炭水化物(米や小麦や砂糖など)
③バターなどの飽和脂肪酸
すごく良いものとすごく悪いものは、既に多くの研究から明らかになっているわけです。
では、我々がTVやYOUTUBEなどでよく見る「これを食べたら健康になる、病気になる」系のお話は一体何かというと、ほとんどが精度が低いお話だということです。
どちらとも言い難いか、何らかの効果があったとしても測定するのに十年単位の観察が必要なほど微量な効果しかない、ということになります。
もちろん、コーヒーが好きな人がついでに健康効果も期待している、等の話を否定するわけではありません。10年も積み重ねれば、相応の差がついている可能性も否定できません。
しかし、薬に取って代わるような、もしくは毒に例えられるような効果はおそらくない、ということは知っておくべきでしょう。
上記の基本を押さえたうえで、我々糖尿病患者が成すべきは、自身の血糖測定による安全判定です。
例えば野菜や果物は健康に良い分類ですが、マダオは果物全般とトマトを食べません。摂取すると血糖値が乱れるからです。
そして同じく健康に良いという茶色い炭水化物(玄米、全粒粉、蕎麦等)についても、血糖値が上がるのでマダオが食べることはありません。
逆に健康に悪いという3つですが、血糖値を乱す元凶である白い炭水化物は絶対に口にしませんが、赤身肉やバター等は出来れば食べない、程度の制限です。
糖尿病は平均で10年程度寿命を縮めますので、我々にとっては、多少の栄養バランスの良し悪しやリスクの増減よりも血糖値への影響の方がよほど重大な問題です。
結局はどんな情報があろうが、自身の血糖値測定による最終的な安全判定は欠かせない、という身もふたもない結論となります。
しかし、気休め程度のお話でも、アレが良い、コレが悪いって話には飛びつきたくなりますよねー。
当ブログの代表的な記事はこちら。
HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。
個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。
参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。