はい。こんにちは。
マダオです。
現在、世界中で2型糖尿病患者が激増しているわけですが、何故かお分かりになるでしょうか。
欧米型の食生活が~、とかいうフワッとしたクソみたいな説明をする医療従事者が大変多いですよね。
欧米型ってなんだよ!具体的に説明してみろよ!どの食材の何の成分が原因なんだよ!
これに回答できる方をマダオはリアルで見たことがありません。
稀に高脂肪食が~、とか言い始めるド素人がいますが、無視してよろしい。
血糖測定を一度でもしたことがあれば分かりますが、脂肪単体ならほぼ血糖値を上げません。
ガチの2型糖尿病患者であるマダオがオリーブオイルを直飲みして試したので間違いありません。
血糖値を大きく変動させるのは、糖質以外にありません。ですので、どの糖質がヤバいのかを議論するならともかく、カロリー量や脂質量に原因を求めるのはド素人です。
では、何が本当にヤバいのか。
誤解を恐れずに言えば、異性化糖と砂糖です。
異性化糖とは主に遺伝子組み換えされたトウモロコシから精製された糖質で、ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、高果糖液などという名称で色々な食品に添加されています。そして砂糖は説明の必要はありませんね?
我が国で販売されるありとあらゆる加工食品に異性化糖や砂糖が添加されているのは、ご存じでしょうか。
普通に生活していたら、もしくは少しでも安く手軽に食事をしようと思ったら、それらの糖質を避けることは不可能です。
私たちは自分の意志で、食事をしていると思っていますが、実は違います。
食品会社が中毒性を高めるためにデザインした工業製品を好むように調整されているのです。
そのカギとなるのが糖質です。
コカインを自社製品に添加していたコカ・〇ーラ社など最たるものですが、その時代時代で違法にならない程度に中毒者を作り出してきたのが食品会社です。
コカインが違法になったので、今度は砂糖や異性化糖で消費者を虜にする方法を編み出した、というわけです。
血糖値を乱高下させれば、消費者の判断力は鈍り、空腹感が癒えることもなくなります。結果として自社製品がより売れるようになります。
それだけで済めば、まだ良かったのですが、その先が地獄でした。
食品会社が安価に危険な糖質をばら撒いた結果、全世界で糖尿病患者が激増したのです。
これを人災と言わずして何というのでしょうか。
タバコや酒の害が叫ばれて久しい昨今ですが、異性化糖や砂糖による糖尿病患者の増加は、それらに匹敵するか上回る犠牲者を生んでいます。
これだけだと、とうとう被害妄想をこじらせておかしくなったのか、と思われそうなので、3つの動画をご紹介します。
1つはアメリカ、1つはメキシコ、1つはイタリアの生活を紹介した動画です。
成人の45%が肥満、25%が糖尿病、37%が健康障害で働けないという…。
そんな街の食生活を見るとある傾向が明らかになる。
健康的な食事も、糖尿病の治療費も彼らには高すぎて手が出せないのだ。
②メキシコ チャムラ『世界で最もコカ・コーラ中毒で人が亡くなる街』
人口の40%が肥満で35%が糖尿病を患う街。
この街では乳幼児から老人まで水代わりにコーラを飲み、多くが亡くなる。
しかし、この街の住民はそれでもコーラは体に良いと心から信じている。
⓷イタリア セウロ『世界で最も人が長生きする島』
100歳以上の長寿者が珍しくない。
地元の食材を自分たちで調理して食べるのがスタンダード。
急な坂の多い街に関わらず90歳以上の人たちが徒歩で移動する光景が見られる。
2型糖尿病は、『意志力の弱いデブ』がなる『だらしない』病気だ!
そういう主張をする人は多いですが、本当にそうでしょうか。
上記のアメリカやメキシコの都市に住んでいたとしたら、『普通』が『肥満』で『糖尿病』なのです。世界中から意志薄弱でだらしないデブばかりを集めて、それらの都市を作ったわけではないことはお分かりになるはずです。
逆に最後のイタリアの都市では、意識高い住人ばかり住んでいて、四六時中健康に気を使っているから長寿なのでしょうか?
答えはNO。どの都市でもそれが『普通』なのです。
現在、マダオは日本国内で米・小麦・砂糖を摂らない生活をしていますが、外食も加工食品も99%食べられません。
世の中にあふれる『普通に美味しい』とされるものは、ほぼ米・小麦・砂糖を大量に使用した血糖値を上げやすいものだからです。
日本のスタンダードは上記動画のアメリカやメキシコに近い状態になってきていると強く感じます。
もちろん自分でキチンと材料を選び、料理をすれば、安全な食事を楽しむことはできますが、安く手軽に、というわけにはいきません。
マダオは、経済的な理由で菓子パンを常食していた若い女性が糖尿病になった例を知っています。1個100円で400kclも摂れるわけですから、確かにカロリー的なコスパは高いです。しかし、その代償は一生続く病院通いと次々に発症する合併症でした。
そう。現代の糖尿病は弱者の病気なのです。
日々の食事にまで気を使い、お金を使える強者がかかることはまずありません。
体力的・精神的な余裕のない人、お金のない人がかかる病気です。
医師になるような人種とは正反対の属性なので、診察室でのすれ違いの多さも当然というところでしょう。
さて、話が大分それましたが、2型糖尿病が人災である、という今回のお話。
少し視野を広げて外国との比較から見ていただきましたが、いかがだったでしょうか。
かなり極端な例もありますが、頷ける部分も多かったのではないでしょうか。
糖質中毒を問題とする医師・牧田先生の記事もご紹介しておきます。
科学的に「糖質中毒」から脱する方法 悪性度ナンバー1の飲食物とは デイリー新潮 様
当ブログの代表的な記事はこちら。
HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。
個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。
参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。