はい。こんにちは。
マダオです。
最近、山村先生の動画をいっぱいご紹介していますが、short動画でも素晴らしい内容のものが多いので、集中してご紹介したいと思います。
本日は、『理想の炭水化物量を知るために』です。
糖尿病を改善するにあたり具体的に何をすべきかを考えるに当たって、炭水化物との向き合い方を考えずに済ますことはできません。
3大栄養素であるP(タンパク質)、F(脂質)、C(炭水化物)のうち最も急激な血糖上昇をもたらすのが炭水化物だからです。
本動画はダイエット中にどれくらいの炭水化物を摂取していいか、という内容であり、糖尿病患者向け、というわけではありません。
しかし、痩せろ痩せろと言われる糖尿病患者が参考にできないかというと否。
一般には意外と知られていない炭水化物と血糖値、更には体重との関係を具体的に教えて下さっています。
この動画内容を知っているか否かで糖尿病ライフは大きく変わるでしょう。
『理想の炭水化物量を知るために』
本動画で、山村先生は
理想の炭水化物量は人により違う。
同じものを食べても血糖値の上がり方も体重の増え方も違う。
なのでフリースタイルリブレを使って自分の血糖値を知ることはとても大事。
フリースタイルリブレで測定して最大血糖値が140を超えないように生活改善できれば、痩せる人はとても多い。
と仰っています。
痩せろと言いながら、一律のカロリー制限や、炭水化物制限を唱える先生方とは一線を画す具体的な指導です。
『高血糖は、大量のインスリン分泌を促し、高体重を招く』という話自体は、マダオも知っています。しかし、その『高血糖』の具体的なラインを語れる医師を山村先生以外には知りません。
高体重をもたらすのが140以上の血糖値であるならば、何より血糖値に着目しろ、というのは極めて分かりやすいお話です。
マダオも最初はいつ何時測定しても最大血糖値200を超えない、という目標を掲げ、現在は140を超えないように血糖管理をしています。
血糖値300や400が当たり前だった状態から、概ね140以内にした結果どうなったか?
1年以上かけてゆっくりと20㎏近く体重減少しました。
4ヶ月かけてHbA1cも9.7から5.5になりました。(またHbA1c4.8%になるまでに、やはり1年以上かかっています)
何が言いたいかというと、正しく高血糖状態の解消をした場合、体重減少とHbA1c低下は後から付いてくるということです。
現在の診察室では、血糖測定を重視していない医師がとても多いです。
あたかも体重を減らした後でないとHbA1cが下がらないかのような指導をしています。
しかし、順番が逆です。
体重減少にもHbA1c改善にも、まずは血糖値の改善が必要なのです。
そのためには、理想の炭水化物を見つけることが大事です。
同じように白米100gを食べたとしても、血糖値の上がり方、太り方はみんな違います。
自分の血糖値を測定し140以上に上がらないように食事内容を調整する必要があるのです。
白米を玄米に変えるだけで大丈夫な人もいるでしょうし、マダオのように米は一口でもアウトな人もいるでしょう。
マダオの場合、米・小麦・砂糖は一切食べられません。今までの不摂生で膵臓が壊れてしまい、その3種だけはどう工夫をしても高血糖は免れません。
しかし、イモや大豆などであれば、そんなに血糖値は上がりません。
また砂糖もキシリトールで代用すれば血糖値は上がりません。
ここは個人差が大きいところなので、各自測定をするしかないのですが、理想の炭水化物は各々に存在するはずです。
自分の最大血糖値の目標を持ちましょう。どこまで下げられるかは膵臓がどれだけ生きているか次第の部分もありますが、体重もHbA1cも血糖値の数字に左右されるのは間違いないと思っていいのではないでしょうか。
その他の山村先生の動画は以下リンクよりご覧いただけます。
山村先生の体当たり血糖測定!【医師検証動画】シリーズ
当ブログの代表的な記事はこちら。
HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。
個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。
参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。