はい。こんにちは。
マダオです。
甘い飲み物は糖尿病を悪化させる、という話を聞いたことはないでしょうか?
当ブログでも繰り返し甘い飲み物は止めた方がいいと申し上げております。
関連記事:気になる先生を追え!(Dr.杉岡先生②/糖尿病治療の第一歩。お願い、これだけは止めて)
消化の必要なく砂糖やブドウ糖果糖液糖を体内にぶち込んでくれる甘い飲み物は、糖尿病患者にとっての危険物ランキング第一位!
マダオは飲んだら死ぬ!と自身に言い聞かせており、糖尿病診断後はほぼ口にしておりません。
甘い飲み物は危険。甘い飲み物は危険。甘い飲み物は危険。
リアルガチで!
ですが、これだけ言っても説得力がないかもしれませんね。
ということで、今回も山村先生の動画です。
ノーマルのコーラを飲んだら、血糖値はどうなるか、という実験なのですが、今回は山村先生の他に2名の方が検証に参加されています。
3人の健常者がコーラ300ml(糖質34.2g)を飲んだらどうなるのか、以下の動画をご覧ください。
山村先生 40分後 113上昇(なお50分後も同値)
女性(Yさん) 30分後 102上昇
男性(Mさん) 30分後 45上昇
なんと3人中2人がピーク上昇幅100超です。
男性(Mさん)については上昇幅45と半分程度で優秀ですが、たった300mlの水分摂取で上昇する血糖値と考えると割に合うかどうか・・・。
しかも、この人たち全員健常者ですからね。
ガチ糖尿病患者のマダオが真似したら、200くらいは上がると思います。
マジで割に合いません。
ちょっと脱線してしまいますが、ここでマダオが強調したいことがあります。
それは糖尿病患者ほどではなくても、血糖値が上がりやすい体質の人はいること、そしてその実態はほとんど把握されていないということです。
山村先生は色々な動画のコメント欄で「貴方は糖尿病患者に違いない。HbA1cはいくつですか?」とか「血糖値200以上は糖尿病で間違いない」とか散々絡まれています。
(山村先生は健常者でHbA1cは5%台前半です)
たしかに現在出回っている糖尿病の教科書には随時血糖値200以上は糖尿病型と書かれているし、何なら血糖値140以上は糖尿病患者の領域であり健常者はそれ以上の数値にならない、と言う医療従事者すらいます。
しかし、今回の動画では、一緒に検証された女性も山村先生と似たような波形となっていて、山村先生が特別な体質でないことが分かります。
おそらくですが、糖尿病になる可能性がある人は、未病の段階から日常的に100を超える血糖上昇をしていて200を超える血糖値になっていることが多いのではないでしょうか。
そして、加齢等により、血糖値を落とす能力が衰え、螺旋を描くように高血糖になっていき、最後は糖尿病の診断が付く・・・。
マダオがCGM(フリースタイルリブレ等)を重視し、点ではなく途切れることのない線として血糖値を監視する理由がコレです。
空腹時血糖値もHbA1cも、普段の血糖値の変動幅を全く反映しない指標なので、日々の糖尿病改善の役に立たないのです。
なにせ血糖値のピーク時間すら食べるモノや食べる人によって異なるのです。そこまで考えれば指先穿刺型の血糖測定機も糖尿病の実態把握に十分な性能を持つとは言い難いことはお分かりいただけるでしょう。
未病の段階、最悪でも糖尿病の初期段階でCGMを正しく使えば、糖尿病による死亡者数を激減させることも可能なはずなんですが・・・。
しかし、今回のお話で、最低限得るべき教訓は、甘い飲み物は絶対に避けるべきだということです。
コーラだからダメということではなく、砂糖やブドウ糖果糖液糖が入っている甘みのある液体については全て危険物である!と声を大にして言いたいです。
糖尿病患者が甘みのある液体を飲んでタダで済むとは思わない方が良いでしょう。
その他の山村先生の動画は以下リンクよりご覧いただけます。
山村先生の体当たり血糖測定!【医師検証動画】シリーズ
当ブログの代表的な記事はこちら。
HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。
個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。
参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。