可能性のない獣

半寝たきりの2型糖尿病患者が書くあれこれ

2023年4月のCGM(フリースタイルリブレ)の結果はっぴょー

はい。こんにちは。

マダオです。

 

最近、低血糖気味なので、月一ペースでCGMを使用しています。

糖尿病薬を飲んでない、半寝たきりが低血糖になるというのも困ったものですが、今回はどうだったでしょうか。

 

まずは結果をご覧ください。

 

推定HbA1c:4.8

血糖値:40-130(期間平均92)

グルコースイベント:4回(平均53分)

 

前回と比較すると低血糖イベントの数は変化ありませんが、持続時間は大幅に減りました。

ただし、一度低血糖になってしまうと測定限界値である40に至るなど危険な落ち方をしています。

しかし、後ろの方で書きますが、原因はほぼ特定できているので、次回はかなり改善できると思います。

 

体重については77㎏前後なので、微増傾向。

今朝は76.9㎏でした。(前回値76.7㎏)

もう少し減らせばBMI25.0だけど低血糖にならないのが一番重要なのであまり気にしないことにします。

 

1日10分の散歩は2日に1回程度のペースで続行中です。

体力的に厳しく続行できるかは微妙なところです。

 

 

今回は低血糖対策という意味ではかなり上手くいったと自負しています。

 

複数の対策を講じたのですが、やはり食事における炭水化物を増やすのはNGだという結論に達しました。

計測の初期段階において、ラクオリゴ糖を小さじ1杯程度、毎食前に摂取したのですが、結果として血糖値の不安定化が見られました

食後の上昇幅は15増える程度でしたが、推定3gで上がる量としてはかなりのものです。

またその後の血糖値が20程度の幅でカクカクと上下するという動きが見られました。サイクルは15分程度で20上がっては20下がる、という不気味なものでした。

極めつけは、食後4~10時間程度の経過で急激に血糖値が落ちるという現象が散見されました。これは血糖値スパイクが起きた後にみられる波形に似ています。

実は血糖値スパイクは食後数時間で起きる急激な変動だけでなく、食後10時間程度までは急激に血糖値を低下させることがあります

ラクオリゴ糖は血糖値に影響しない、という宣伝文句が多いようですが、GI値が10~30あると表記するサイトも存在しています。

今回、マダオが試したのは一番純度の高いと思われる97.5%の粉末オリゴ糖です。

その上昇率から推測するに、ラクオリゴ糖は高い血糖上昇効果を持つ可能性が高く反応性低血糖を起こす可能性もある、と考えて良さそうです。

 

やはり高血糖低血糖を防ぐには、精製された白い炭水化物はNGということが改めて確認されました。

そして、長時間血糖値を維持するならば、やはり脂質が一番良いようです。

今回、エゴマ油とマヨネーズを多めに使用することで、血糖値を長時間安定化させることができました。多分、オリーブオイルとかでもOKだと思いますが、問題は・・・太ることなんですよねー。

 

ちなみに今月の血糖値の平均が、運動をほとんどしていない前月比で7上昇していることからも、脂質もきちんと血糖値を上げることが良く分かります。過激な糖質制限論者がいう『脂質やタンパク質は血糖値を上げないから、どれだけ食べてもいい』というのは不正確なお話です。急激に上げないだけで、じっくりと長時間上げる効果はあるんですよ。CGM(フリースタイルリブレ等)を使ってないと中々気づけないでしょうけどね。

 

ということで、今月のCGMの結果発表でした。

 

 

当ブログの代表的な記事はこちら。

HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。

beast-of-no-possibility.hatenablog.com

 

 

CGMマダオがイチオシする商品の一覧はこちら。

beast-of-no-possibility.hatenablog.com

 

 

なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。

個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。

 

参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。