はい。こんにちは。
マダオです。
2024年初っ端からハードなニュースですね。
ヨーロッパに続き米FDAでもGLP-1受容体作動薬やマンジャロの自殺リスクを検証中だそうです。
糖尿病治療薬で脱毛や自殺願望の報告、米FDAが検証 - CNN.co.jp 様
(CNN) 糖尿病薬や減量薬として一般的に使われる「オゼンピック」「マンジャロ」「ウゴービ」などの医薬品について脱毛や自殺願望などの副作用が報告されたことを受け、米食品医薬品局(FDA)が検証を行っている。
脱毛も嬉しくはないですが、自殺はさすがに御免こうむりたいところ。
FDA有害事象報告システムのウェブサイトでは、「FDAが潜在的安全問題を特定したという意味であり、この医薬品と記載されたリスクとの因果関係を特定したという意味ではない」と説明している。
マダオは以前の記事で「脳に作用するという精神病薬を思わせる薬なうえに、得られる効果に比して報告されている副作用が大人しすぎる」と書きました。
本来、生き物は食べられなくなった時が死ぬときです。
脳に作用して食欲を落とすというのは、大変大きなリスクにつながる可能性があります。
またゼップバウンド(マンジャロ)についてですが、8ヶ月使用後断薬し、1年経過しても体重が半分しか戻らない(薬の効果が残存している)というニュースもあります。
リリーの肥満症治療薬、体重ゆっくりとリバウンド-使用停止後の研究 - Bloomberg 様
これは本当に良いことなのでしょうか?脳に不可逆のダメージを与えているのでは?
いまはまだ『可能性』の検証ではありますが、やはりこの薬、安全なイメージを全く受けません。(個人の感想です)
もともと、糖尿病の併発症として鬱はよく知られており、特に40代、50代の糖尿病患者は自殺率が極めて高いことが知られています。
糖尿病のある人は自殺と事故のリスクが高い 日本人10万人を調査 | ニュース | 糖尿病ネットワーク 様
そもそもハイリスクなところに加えて、自殺の副作用の可能性・・・。
現在、日本の2型糖尿病患者の10%近くがこれらの薬を使用しているわけですが、大きな薬害問題にならないことを祈るばかりです。
去年、欧州で検証が始まったことを伝えた記事はこちら。
「やせ薬」にも使われる糖尿病薬、自殺念慮の副作用か 欧州当局が調査 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) 様
当ブログの代表的な記事はこちら。
HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。
個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。
参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。